交通事故にあわれてしまった場合、いつ弁護士へ相談したらいいのかという問いに対する答えは、一つしかありません。

「できるだけ早く、交通事故の専門の弁護士に相談すべきです。」

なぜなら、後遺症が残りかもしれない被害者の方は、事故直後から後遺症の証明のための準備をしなくてはいけないからです。

相談のタイミングが遅すぎるために、相談にこられた時点で後遺症の等級が厳しいケースが散見されます。

これらの方々は、「もっと早く相談にくればよかった。」「弁護士への相談は治療が終わってからでいいと思っていた」などと後悔の言葉を述べられます。

早めに相談さえしていただければ、等級の認定を受けることができたであろうケースで、相談が遅かったという理由だけで等級の認定が受けられないのは非常にかわいそうですが、当事務所としてもどうしようもありません。

このようなことにならないようにするため、できるだけ早めにご相談ください。

また、最近は、弁護士に頼まなくてはいけないことは知っていたのだけど、相談した相手方から間違った回答を受けたために、事故後すぐに交通事故に強い弁護士に依頼しないケースも非常に多くみられます。

よく聞くのが、自分の加入している自動車保険の保険会社の担当者に「弁護士をつけたいんですが。」と相談したところ、「まだ弁護士に依頼するタイミングではありません。」とか、「治療が終わって後遺症の手続きが終わってから依頼すれないいんです。」と言われてことからその言葉を信用してしまったために手遅れになってしまったケースです。

弁護士を適切な時期に選ぶことも自己責任であり、適正な補償を受けるためには、間違った情報に惑わされことないようにしてください。