事故態様
相談者は、40代の男性で、自動車を降りて歩行中に自動車に衝突されるという交通事故にあいました。

ご相談のきっかけ
受傷直後に、相談者は、腰の痛み、手のしびれがひどく、将来の後遺障害等級認定も見据えてご相談に来られました。

相談のポイント
故の態様(受傷機転)や受傷内容及び自覚症状から、治療終了後はむちうちによる後遺障害14級9号に相当する後遺症が残ると考えらえられましたので、症状固定後に後遺障害の申請を行うことを視野に助言、指導しました。

後遺障害等級の申請
むちうちによる後遺障害を適正に認定してもらうためには、医師が作成する後遺障害診断書が非常に重要です。
そこで、依頼者のむちうちの症状や医学的な所見をもれなく後遺障害診断書に記載してもらうよう主治医に依頼をしました。

その結果、後遺障害診断書では、腰痛の自覚症状の記載に加えて、MRI画像上椎間板にヘルニアの症状が見られました。
また、神経学テストのジャクソンテスト及びスパーリングテストで陽性反応が認められました。
そこで、MRI画像を強調した立証資料とともに後遺障害の申請を行いました。

自賠責調査事務所による審査の結果、腰椎について後遺障害14級9号が認定されました。

ポイント
事故直後からのサポート、後遺障害診断書に依頼者の症状や医学的な所見の記載を医師に依頼したこと及びMRI画像による立証