後遺障害内容: 非骨傷性頚髄損傷による頚部の痛み及び手のしびれの症状
後遺障害等級: 後遺障害12級13号
解決方法: 交渉
50代男性
最終解決額: 1100万円
【ご相談のきっかけ】
依頼者は、以前に当事務所が担当した依頼者の紹介でした。非骨傷性頚髄損傷による頚部の痛み及び手のしびれの症状で苦しんでいるが、今後の後遺症の手続きと保険会社との交渉をお願いしたいということでご相談にこられました。
【 解決内容】
〈後遺障害等級の申請〉
当事務所で後遺障害等級の申請をした結果、非骨傷性頚髄損傷による頚部の痛み及び手のしびれの症状で後遺障害12級13号の認定を受けることができました。
〈保険会社との交渉〉
等級の認定を受けた後に、保険会社と交渉に入りましたが、保険会社は、根拠もなく不合理な既往症を主張して、330万円の提示をし、提示額を譲りませんでした。
〈あっせん、訴訟〉
そのため、あっせん、裁判等の手続きに進み、当所が適切な主張を行った結果、保険会社の不合理な主張が排斥され、1100万円(自賠責分含む)の賠償を受けることができました。
【弁護士のコメント】
・頚髄損傷は、後遺障害等級獲得の難易度が高い事案であり、頚髄損傷の後遺症についての専門性と実績が不可欠となります。
・当事務所は、頚髄損傷についての豊富な実績がありますので、本ケースでも、しっかり後遺症のサポートを行い、頚髄損傷で12級13号の認定を受けることができました。
・また、等級が認定された場合、賠償額が大きくなりますので、保険会社は、裁判の場では認められないような不合理な主張を交渉の場面で行い、その主張を通そうとするケースが一定数みられます。
・そのような場合には、毅然として、あっせんや裁判を行う必要があります。したがって、弁護士を選ぶ際には、保険会社が不合理な主張を通そうとする場合には、裁判をしてくれる、かつ交通事故の裁判についても経験豊富な弁護士を選ぶ必要があります。