事故態様
相談者は40代の男性で、バイクで走行中に、居眠り運転により対向車線をはみ出してきた普通乗用車に衝突されるという交通事故にあいました。
ご相談のきっかけ
依頼者は、肘開放粉砕骨折に伴う肘の機能障害について10級10号、骨盤骨の変形について12級5号の併合9級の認定を受けて、3500万円(治療費含む)の提示を受けていたが、認定された等級及び提示額が適正であるのか教えてほしい、また、今後の賠償交渉をお願いしたいということで相談にこられました。
解決内容
肘開放粉砕骨折に伴う肘の機能障害について10級10号、骨盤骨の変形について12級5号の併合9級は適正であることを確認したので、保険会社との交渉に進みましたが、損害額について裁判基準よりも著しく低額な4100万円(治療費含む)までしか認めることはできないとの回答でした。
そこで、直ちに裁判を起こし、その結果、裁判において、当方の主張がほぼ認められ、裁判基準で裁判上の和解が成立し、5200万円の支払いを受けることができました。
弁護士のコメント
・高めの後遺障害等級が認定されているケースでは、賠償額が大きくなることから、裁判基準よりもかなり低い賠償額を提示してくる保険会社が存在します。
・このような保険会社は、弁護士が介入した後の交渉でさえ裁判基準よりもかなり低い賠償額しか提示してこない場合があります。
・そして、このような場合には適正な補償を受けるためには裁判を起こす必要があります。
・本件でも、裁判を起こし、その結果、適正な賠償額の支払いを受けることができました。
・つまり、適正な賠償額の支払いを受けるためには、裁判まできっちりと対応してくれる弁護士を選ぶ必要があります。
・当事務所では、相手方保険会社が適正な支払いをしない場合には、きっちり裁判を行って適正な賠償額を勝ち取っておりますので、安心してご相談下さい。