後遺障害内容 | 脊柱変形障害 |
後遺障害等級 | 後遺障害等級11級7号 |
解決方法 | 交渉 |
最終解決額 | 1700万円 |
被害者 | 40代男性 会社員 |
【ご相談のきっかけ】
相談者は、脊柱変形障害による後遺障害等級11級7号が認定され、保険会社より示談金の提示があったが、その金額が適正なのか、弁護士に依頼した場合には提示された金額がアップするのか教えてほしいということで相談にこられました。
【解決のための基本方針】
保険会社の示談金の提示額を確認したところ、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益の項目について裁判基準よりも著しく低い金額が提示されていました。
そこで、賠償額を裁判基準に近い金額まで増額させることを目標としてご依頼を受けました。
【解決内容】
保険会社との交渉の結果、賠償額を当初提示額よりも600万円増額させることができました。
【弁護士のコメント】
・本件のように後遺障害等級が高いケースでは、賠償額が大きくなることから、保険会社は、裁判基準よりもかなり低い賠償額を提示してくることがあります。
・そして、自賠責保険から支払われる保険金額もかなり高額になるので、保険会社が提示する金額も高額になるため(保険会社は自賠責保険分をあたかも適正な示談額であるかのように提示してきます。)、その金額が適正金額だと誤信してしまう方が多いのです。
・本件では、保険会社との交渉の結果、賠償額を当初提示額よりも600万円増額させることができました。
・保険会社に任せきりでは決して適正な賠償額を受けられないことを本ケースはまさに示しています。
・保険会社から賠償額の提示を受けた後でも賠償額をアップさせることができますので、保険会社から賠償額の提示を受けた際には示談前にご相談下さい。