事故態様

相談者は、40代の女性で、交差点を赤信号で停車中の車の助手席にいたところ、後方から進行してきた加害者運転車両に追突されるという交通事故にあいました。

ご相談のきっかけ

相談者は、むちうちの後遺症がひどく、後遺障害等級の獲得及び保険会社の交渉をお願いしたいということでご相談に来られました。

解決の基本方針

事故の態様や治療の経緯、症状から、むちうちによる後遺障害12級13号に相当すると考えられましたので、後遺障害等級の申請の段階からお受けしました。

 解決内容

〈後遺障害等級の認定〉
相談者の症状、画像等の内容から、12級13号が認定されるべきと考えられましたので、被害者請求を行うこととしました。
当事務所で被害者請求を行った結果、14級9号が認定されたのですが、相談者の症状からすればさらに上位の等級が認定されるべきでしたので異議申し立てを行い、その結果、12級13号の認定を受けることができました。

〈保険会社との交渉〉
その後、保険会社と交渉して、ほぼ裁判基準での1050万円の賠償額の支払いを受けることができました。

弁護士のコメント

・むちうちの症状で12級13号を獲得することは非常に難易度が高いと言われ、交通事故を扱う弁護士の腕が問われる試金石と言われております。当事務所は、後遺障害等級獲得及び異議申立てについて圧倒的な実績があり、本件でも、異議申立ての結果、当初の見立てどおり、12級13号を獲得することができました。
・本件では、被害者請求の段階から当事務所が行い、適切な等級の認定を受けることができ、賠償額も裁判基準で適切に支払いを受けることができました。
・保険会社に任せておいて後遺障害等級が認定されるものではありません。当事務所では、むちうちのケースで後遺障害等級の獲得に関して非常に多数の実績と経験がありますので安心してご相談下さい。
・むちうちの症状で後遺障害等級14級9号が認定されている方でも、異議申立てをすることで上位の等級を獲得することができる場合がありますので、保険会社と示談をする前に1度ご相談下さい。