【顔の傷で7級獲得 ゼロ回答から裁判で後遺障害逸失利益1100万円獲得】【289】【G10】
ご相談のきっかけ
- 相談者は、10代の少年で、自転車で車道を走行中に対向車線をはみ出してきた乗用自動車に衝突されるという交通事故にあいました。
- 親御さんから電話があり、後遺障害等級の手続きや保険会社との交渉について今後どのように対応していいのかわからないため相談にのってほしいということでご来所されました。
解決内容
後遺症の申請
当事務所で後遺障害等級の申請を行い、自賠責調査事務所による審査の結果、顔の醜状障害で後遺障害7級12号の認定を受けることができました。
保険会社との交渉及び裁判
- その後、保険会社の担当者と交渉しましたが保険会社が後遺障害逸失利益についてゼロを主張したため、すぐに裁判を起こしました。
- そして、裁判により、従前はゼロ回答であった後遺症逸失利益について1100万円の支払いを認めさせ、総額で2200万円の賠償の支払いを受けることができました。
弁護士のコメント
- 醜状障害のケースでは、保険会社は、後遺障害逸失利益という将来の減収分については交渉ではまず支払いません。
- しかし、醜状障害においても、裁判をすれば後遺障害逸失利益が認められることが多いです。
- 本件のケースでも、裁判をすることで後遺障害逸失利益の支払いを受けることができ、従前はゼロ回答であった後遺症逸失利益について1100万円の支払いを受けることができました。