【頚髄損傷で7級獲得 4600万円獲得】【B34】
ご相談、受任の経緯
- 脊髄損傷の大怪我をして入院中の被害者の方から、今後の後遺症の手続きや保険会社の対応について相談にのってほしいということで当事務所に連絡があり、退院後に面談しました。
- 当事務所に連絡した経緯は、ご家族の方がインターネットで交通事故で脊髄損傷に実績のある事務所を探して当事務所にたどり着いたということでした。
- そして、当事務所では、脊髄損傷について多数の実績があり、徹底したサポートを行っておりますので、脊髄の画像を分析した結果を踏まえて今後の進め方や方針をしっかり説明し、自信をもってお受けしました。
解決内容
後遺症の申請
当事務所で、病院同行を何度も行い、後遺障害等級の認定を受けるための後遺症サポートをしっかり行って後遺障害等級の申請をした結果、中心性頚髄損傷の症状で、7級4号の認定を受けることができました。
裁判等
その後、相手方保険会社に7級をベースとして賠償請求したところ、相手方保険会社は、7級4号の結果について否定してきたため、裁判等の法的手続を行い、その結果、当方の主張が全面的に認められ、4600万円を獲得しました。
弁護士のコメント・注意点
1 脊髄損傷の実績があって、徹底した後遺症のサポート(後遺症フルサポート)を行ってくれる弁護士に依頼する必要があること
- 脊髄損傷は等級認定の難易度が高いです。適正な等級を獲得するためには病院同行を中核とする後遺症フルサポートを行う必要があります。
- 本件のケースも何度も病院同行を行い、医師と協議して後遺症の認識を共有することで、適正な等級を獲得することができました。
2 脊髄損傷のケースでは高い等級が認定された場合、賠償額が大きくなるため、保険会社は等級結果を認めず、不合理な主張をしてくることがあること
- 脊髄損傷のケースでは、高い等級が認定された場合には、賠償額が大きくなるため、保険会社は自賠責で認定された等級結果を認めず、不合理な主張をしてくることが多くみられます。
- 本ケースでも、相手方保険会社は、具体的な根拠を示さずに認定された等級を否定して争ってきましたが、当事務所が裁判等の手続きで適正な主張立証活動を行った結果、当方の主張が全面的に認められました。
- つまり、脊髄損傷のケースでは、適正な補償を受けるためには裁判等に進まざる得ないことも多く、裁判等もしっかり対応できる脊髄損傷に強して実績のある弁護士に依頼する必要があります。