【1600万円増額】【384】【A21】
ご相談、受任の経緯
- ご家族の方が、保険会社から提示を受けた1200万円の賠償額が適正かどうか教えてほしいということで相談にこられました。
- まず、そもそも提示されている金額が裁判基準よりもかなり低くなっていましたので、提示額よりもアップさせることができることを説明しました。さらに、既に認定されている5級2号の等級が適切なのかを検討し、異議申し立てで上位の等級の認定を受けることができる可能性があれば異議申し立てを行うという方針でお受けしました。
解決内容
これまでに作成されている書類、実際の症状、画像所見等からすると事前認定で認定されている5級2号の等級を上げることは難しいと判断し、5級2号のままで交渉を進めることにしました。そして、相手方との交渉の結果、当初の提示額よりも1600万円アップさせました。
弁護士のコメント・注意点
- 本件のケースは、これまでに作成されている書類等を踏まえると異議申し立てをしてさらに上位の等級を狙うことが難しいケースでした。
- しかし、もっと早い段階からご依頼を受けていれば、上位の等級を狙えました。
- ただ、本件では事前提示額がそもそも低いものであったため、適正な金額までアップさせることができました。
- 特に高次脳機能障害のケースでは、できるだけ早い段階から後遺症サポートを行うことで、適正な等級を獲得する確率が高くなりますので、万が一事故にあわれて頭部に怪我をしてしまった場合には、できるだけ早くご相談ください。