硬膜下血腫やクモ膜下血腫の診断を受けた方の注意点
交通事故で頭を強く打ち、硬膜下血腫やクモ膜下血腫の診断を受けた方はかなり注意が必要です。高次脳機能障害の後遺症が残っている可能性があるからです。
硬膜下血腫やクモ膜下血腫の診断の場合、ほとんどの医師は高次脳機能障害とは判断しません。
さらにいえば後遺症が残るとは考えないことが多いです。
これは硬膜下血腫では頭の骨折や脳挫傷がなく、溜まっていた血がひけば、後遺症は残らないと判断されることが多いからです。
しかし、実際に硬膜下血腫の診断でも高次脳機能障害として後遺障害等級が認められることがあります。
実際、当事務所では、硬膜下血腫やクモ膜下血腫の診断でも高次脳機能障害として等級を獲得しています。
どうしてこのような後遺障害等級の結果と医師の見解とが異なる事態が生じるかというと、治療と後遺症の観点が大きく違うからです。
硬膜下血腫やクモ膜下血腫では基本的に溜まっていた血がひけば、治療としてこれ以上行うことはなく、治療としては終了になります。
そのため、硬膜下血腫やクモ膜下血腫の診断を受けた方で実際は高次脳機能障害なのに、見過ごされてしまい、後遺症の申請さえしていない方が多いのです。
しかし、高次脳機能障害が見過ごされると被害者本人及びご家族の生活が破綻してしまいます。
そのため、硬膜下血腫やクモ膜下血腫の診断を受けた方で高次脳機能障害の見過しを防ぎたい方は、1度当事務所までご連絡下さい。
当事務所では、無料で頭部のCTやMRI画像を全てチェックして高次脳機能障害でないか確認する画像無料診断サービスを行っています。