頭部の怪我をした場合の治療の終了に注意しよう!
1. 頭部の怪我をした場合の治療の終了に注意する必要があること
交通事故で頭部に「頭部外傷」「脳挫傷」「頭蓋骨骨折」「びまん性軸索損傷」等の重傷を負った方が適切な後遺症の認定を受けるためには継続して診察や検査を受け必要があります。
しかし、頭部の怪我をした方の中には、かなりの重傷であるにもかかわらず、治療が極めて短期間で終ってしまっているケースがよく見られます。
このようなことがおきてしまうのは、かなり大きな頭部の怪我の場合であっても、脳は損傷してしまった場合、損傷部分は治らないので、治療で出血を止めた後は、効果的な治療方法はないことが大きな原因です。
医師から「様子をみましょう。」とか「何かあったら来てください。」と言われて、診察を受けないまま時間が過ぎていき、いつのまにか後遺症についてうやむやになってしまうのです。
2. 見過ごしを防ぐために
交通事故で頭部に重傷を負った方が、高次脳機能障害として適切な後遺症の認定を受けるためには継続して診察や検査を受け必要があり、事故直後から後遺症サポートを受けることが強く求められます。
そのため、頭部にお怪我をした場合にはできるだけ早く高次脳機能障害に実績があってかつ後遺症サポートを徹底してくれる弁護士に相談して下さい。