case67

事故態様

相談者は、50代の男性で、大型自動二輪車を運転し、道路に沿ってカーブを走行していたところ、対向車線をはみ出して進行してきた普通乗用自動車に衝突されるという交通事故にあい、右膝の半月板損傷の傷害を負いました。

ご相談のきっかけ

相談者は、膝の後遺症がひどく、後遺障害等級を獲得してほしいということと今後の保険会社の交渉をお願いしたいということでご相談に来られました。

解決の基本方針

事故の態様(受傷機転)や治療の経緯、症状から、少なくとも後遺障害等級12級13号に相当すると考えらえられましたので、症状固定後に後遺障害の申請を行うことにしました。

解決内容

後遺障害等級の申請

当事務所で後遺障害等級の申請をした結果、右膝半月板損傷による右膝痛の後遺障害について12級13号の認定を受けることができました。

保険会社との交渉

その後、保険会社と交渉して、ほぼ裁判基準での1200万円の賠償額の支払いを受けることができました。

弁護士のコメント

・本件は、バイクと自動車の衝突の事故です。バイク事故の場合には、バイクの運転者は骨折等の重傷を負ってしまうことがよく見受けられます。本件でも、被害者の方は、右膝半月板損傷という重傷を負いました。

・重傷事故の場合には、後遺症が残ることが多いため、後遺障害等級の認定を受ける必要があります。本件でも、後遺障害等級申請の段階から当事務所が対応し、適切な等級の認定を受けることができ、また、賠償額についても裁判基準で適切に支払いを受けることができました。

・交通事故に遭って、重傷を負ってしまった場合には、早い段階からのサポートが不可欠ですので、早めのご相談下さい。