case62

事故態様

相談者は、30代の男性で、普通乗用自動車の助手席に同乗中、当該自動車が交差点に進入した際、一時停止を無視して進行してきた加害者運転の普通乗用自動車が衝突しされるという交通事故にあい、左手関節について外傷性正中神経傷害の傷害を負いました。

ご相談のきっかけ

相談者は、左手関節についての痛みと痺れがひどいため、後遺障害等級を獲得してほしいということと今後どのように手続を進めていいかわからないということでご相談に来られました。

解決のための基本方針

事故の態様(受傷機転)や治療の経緯、症状から、少なくとも後遺障害等級14級9号に相当すると考えらえられましたので、症状固定後に後遺障害の申請を行いました。

解決内容

後遺障害等級の申請
自賠責調査事務所による審査の結果、左手関節の正中神経傷害の後遺障害に関して12級13号の認定を受けることができました。

保険会社との交渉

その後、保険会社と交渉して、ほぼ裁判基準での1250万円の賠償額の支払いを受けることができました。

弁護士のコメント

・本件では、被害者請求の段階から当事務所が行い、適切な等級の認定を受けることができ、賠償額も裁判基準で適切に支払いを受けることができました。

・交通事故に遭ってしまい、重大な後遺症が残ってしまったら、後遺障害等級の申請をすることが不可欠ですので、お困りの場合にはご相談下さい。