事故態様

依頼者は、50代の男性で、バイクを走行中に、対向車線を走行中の普通乗用車の前方不注意による右折によって衝突されるという事故にあいました。

ご相談のきっかけ

依頼者は相当の重症の方で、お仕事も到底できる状態ではなかったのですが、奥様から、今後の生活はどうなるのか、休業補償は受けられるのか、夫が仕事をできなくなってしまった場合の家族の生活はどうなるのか相談したいということで来所されました。

解決の方針

ご本人及びご家族の生活を守るためには適正な後遺障害等級の認定を受けることが必須であり、そのためには、専門家のサポートが不可欠であることを説明し、当事務所がご依頼を受けた場合の進め方や方針を説明し、ご依頼を受けることになりました。

解決内容

〈後遺症の申請〉
当事務所で後遺障害等級の申請を行い、自賠責調査事務所による審査の結果、脛骨高原骨折、脛骨骨幹部骨折に伴う膝関節の機能障害、腓骨神経麻痺に伴う足関節の機能障害、腓骨神経麻痺に伴う足指の機能障害の症状について被害者請求により併合6級の認定を受けることができました。

〈保険会社との交渉〉
その後、保険会社と交渉して、4000万円の支払いを受けることができました。

【弁護士のコメント】

・一家の大黒柱の方が交通事故で大きな後遺症が残ってしまった場合、仕事に復帰できない可能性も高く、また、復帰したとしても元の職場で継続して働くことができなくなったり、収入が大きく下がる可能性があります。
・したがって、ご本人とご家族の生活を守るために適正な後遺障害等級の認定を受けて適正な補償を受ける必要があります。
・そして、適正な補償を受けることは被害者本人だけの問題ではなく、ご家族全体の問題です。
・もし、一家の大黒柱の方が交通事故で大きな後遺症が残ってしまったのに適正な補償を受けることができなかった場合にはご家族の生活が崩壊してしまいます。
・幸いにして、本件では、被害者の奥様が積極的に情報を集め、当事務所を見つけて、ご連絡頂きました。そして、当事務所で比較的早い段階からサポートを行い、適正な等級の認定を受けることができ、賠償額も4000万円となり、今後のご家族の生活を守ることができました。
・交通事故は専門性の強い分野です。後遺障害等級に強い弁護士に依頼しないと適正な等級を受けることができず、適正な補償を受けることはできませんので注意してください。
・そして、後遺障害等級の申請を行っている専門性のある弁護士に依頼することは当然ですが、さらに実際に負ってしまった怪我について後遺障害等級の申請を行った実績があるかどうかの確認も必ず行うようにして下さい。
・本件では、被害者の方と何度も病院に行き、医師と何度も面談を行いました。ここまでしないと適正な等級の認定を受けてご家族の生活を守ることなどできないのです。
・つまり、本件のような重症なケースでは、一緒に何度も病院に行ってもらえる弁護士を選ぶ必要があるのです。
・当事務所は、後遺障害等級の獲得について圧倒的な実績がありますので、安心してご相談下さい。