事故態様

被害者は、40代の男性で、普通自動車を運転中に交差点で信号無視の普通自動車に側面から衝突されるという交通事故にあいました。

ご相談のきっかけ

被害者の方から、後遺障害等級として併合10級の認定を受けたのだが、等級が適正なのかわからない、また、示談交渉をお願いしたいということでご相談に来られました。

解決のための基本方針

被害者のレントゲン、CT、MRI画像や診断書等を取り寄せて確認したところ、第5胸椎圧迫骨折による脊柱変形について11級7号、橈骨遠位端・尺骨茎状突起骨折に伴う手関節の機能障害12級6号の併合10級は適正であったので示談交渉に進みました。

 解決内容

保険会社と交渉して、2700万円の支払いを受けることができました。

弁護士のコメント

・本件のように重症のケースでは、認定されている後遺障害等級が適正であるかどうかをまずチェックする必要があります。
・認定されている等級が適正でない場合には異議申し立てをして上位の等級獲得を検討しなくてはなりません。
・本件では、認定されていた等級が適正であったので、そのまま交渉に入り、交渉で裁判基準としての2700万円の支払いを受けることができました。
・保険会社に任せきりでは決して適正な賠償額を受けられませんので注意して下さい。